野球を始めたら食事は何を意識すればいい?
子どもが野球を始めると、練習道具やルールと同じくらい悩むのが「食事」のことではないでしょうか。
「もっと食べさせたほうがいいのかな」「野球をするなら特別なメニューが必要?」
そんなふうに、わからないことだらけで不安になるのは、実はよくあること。
でも、最初にお伝えしたいのは、野球を始めたからといって、いきなり特別な食事を用意しなくて大丈夫ですよ。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、毎日の食事を“少しだけ意識する”ことです。
■「野球のための食事」=特別なもの、ではない
野球をしている子どもの食事と聞くと、
・丼に山のように盛られたご飯
・高たんぱくメニュー
・栄養バランスを細かく計算
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
ですが、野球を始めたばかりの子どもにとって大切なのは、まずは生活リズムと食事の土台を整えることです。
実は、これは野球をしていない子どもにも共通する、ごく基本的なことなのです。
■意識したいのは「3つがそろっているか」
難しい栄養計算をする必要はありません。
一番におすすめしたいのは、次の3つがそろっているかどうかを、ざっくり見ることです。
・ごはん、パン、麺などの【主食】
・肉、魚、卵、大豆製品などの【たんぱく質】
・野菜や果物などの【副菜】
毎食きっちりでなくても大丈夫。
「今日は主食とたんぱく質はあるな」「野菜は少なめだけど、まあいいか」
そんなふうに、ゆるく意識するだけで十分です。
■「たくさん食べさせなきゃ」は思わなくていい
先輩選手を見ると、体格の差に焦ってしまうかもしれません。
「うちの子、体を大きくしないと」「もっと食べさせなきゃ」と思うでしょう。
でも、食事は量よりも“続くこと”が何より大切です。
無理に食べさせると、
・食事の時間がつらくなる
・食べること自体が嫌になる
なんてことになりがちですから、まずはしっかり食べる習慣をつけるくらいでOKです。
練習を続けていると、自然とおなかをすかせて量を食べられるようになりますよ。
そのうち、「おやつはおにぎりで!」と、子どもからリクエストされるかも。
■練習日も試合日も、考え方は同じでOK
「練習がある日は何を食べさせればいい?」「試合の日は特別メニュー?」
そう悩むこともありますよね。
基本は、いつもと大きく変えなくて大丈夫です。
消化の良さや食べやすさを少し意識するくらいで十分!
おにぎり、うどん、卵料理など、家庭でよく食べているもので問題ありません。
特別なことをしようとすると、続けるのが大変になってしまいます。
■保護者も疲れすぎないことが大切
野球は、子どもだけでなく、保護者も一緒に頑張る習い事です。
送迎、応援、準備に加えて、食事まで完璧を目指してしまうと、心も体も疲れてしまいます。
冷凍食品やお惣菜を使う日があってもいいし、簡単なメニューで済ませる日があってもいいんです。
「ちゃんと続いていること」そのものが、もう十分頑張っている証拠です。
手抜きだと気に病まず、無理のない食事を、少しずつ準備していきましょう。
■食事は「応援のひとつ」
野球を始めた子どもにとって、毎日の食事は技術を伸ばすためのものというよりも、元気に練習を続けるためのエネルギーです。
そしてそれは、保護者からの「応援」のひとつでもあります。
完璧じゃなくていい、情報に振り回されなくていい、できることをできる範囲で。
そんな気持ちで、子どもの野球と食事を見守っていけたら、それがいちばんの正解なのかもしれません。