中学・高校野球のスカウトってどんなもの?野球初心者のママ・パパが知っておきたいこと
■「スカウト」という言葉を聞いて、少し不安になったら
子どもが野球を続けていると、いつの間にか耳にするようになるのが「スカウト」という言葉です。
経験者の話を聞いたり、周りの子のうわさを聞いたりして、「うちの子にも関係あるのかな?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
野球に詳しくないと、なおさら分からないことだらけで、不安になりますよね。
■そもそもスカウトは、誰にでもあるもの?
結論から言うと、スカウトは誰にでもあるものではありません。
中学や高校の野球では、ほとんどの子が自分で進路を選び、受験や入部をしています。
たまたま試合を見た学校の先生や指導者から声がかかることもありますが、それはごく一部です。
「スカウトがある=特別」「ない=ダメ」と考えすぎなくても大丈夫だと思います。
■中学と高校で、少し違う考え方
中学野球の場合、地域やチームの事情によっては、スカウトという形自体がほとんどないこともあります。
多くの場合は、通える範囲や子どもに合ったチームを選んで進むケースが中心です。
一方で、中高一貫で硬式野球に取り組み、甲子園を目指す学校や、毎年全国大会に出場するような強豪クラブチームでは、スカウトを行っているところもあるようです。
高校野球になると、大会などを通して名前が知られ、スカウトされることもありますが、それでも進学の方法は本当に人それぞれです。
スカウトがなくても、野球を続けている子はたくさんいます。
■スカウトを意識しすぎないことも大切
「見られているかもしれない」
「結果を出さないと」
そんな気持ちが強くなりすぎると、野球が苦しいものになってしまうことがあります。
子どもにとって一番大切なのは、野球を続けたいと思える気持ちです。
日々の練習や試合を通して、少しずつ成長していくことが、結果的に大きな力になっていきます。
■もし進路の話が出たときは
もし学校やチームから話があったとしても、すぐに決める必要はありません。
・無理なく通える距離か、寮生活に不安はないか
・子どもが安心して過ごせそうな環境か
・野球以外の学校生活も大切にできそうか
こうしたことを、家族でゆっくり話し合う時間を持つことが大切です。
■スカウトされたとしても大切にしたいこと
スカウトを受けてチームに入ったとしても、最初から試合に出られることや、ベンチ入りが約束されているわけではありません。
スカウトをしているチームは、スカウトで入ってくる選手も多く、そこからあらためて競争が始まります。
だからこそ、「仲間と一緒に成長していこう」「もう一度頑張ろう」という気持ちを持ち続けることが大切なのだと思います。
そのあたりも、子どもと落ち着いて話し合えると安心ですね。
■保護者ができる一番のサポート
野球の進路で、正解は一つではありません。
だからこそ、焦らせるよりも、子どもの気持ちをしっかり聞いてあげることが、一番の支えになるのではないでしょうか。
ちなみに、我が家の息子は中学時・高校時に、いくつかのチームから声をかけていただいたことがありました。
親として「ここがいいのでは」と思う選択肢もありましたが、最終的に息子が選んだのは、スカウトではない形の進路でした。
結果として、甲子園出場という夢を叶えることができましたが、たとえそうならなかったとしても、本人が納得してやり切れたことが何より大切だったと、今は感じています。