野球だけでいい?野球をしている子の“他の習い事”を考えてみた話
子どもに野球を始めさせたのはいいけれど、気づけば生活が野球中心になっていて、
「野球以外の習い事もさせた方がいいんだろうか?」
と悩んだことはありませんか?
我が家は結果的に野球一本でしたが、周りを見ていると、野球以外の習い事をしていた子も意外と少なくありませんでした。
もちろん、習い事はせず、家族や友達と過ごす時間を大事にしていた家庭もありますし、小さいうちから勉強の時間にしていた家庭もあります。
それでも、大学でも野球を続けている息子を見ながら、「もし野球以外の何かを経験していたらどうなっていたのかな」と考えることも。
「野球一本」に少し不安になることもある
野球を始めると、週末は練習や試合で予定が埋まり、生活の中心が野球になっていきます。特に学童野球や中学野球では練習日も多くなり、親も一緒に動く時間が増えていきます。「これ以上、他の習い事は難しいかな」
「もう野球だけで十分かも」
そう思うご家庭もあるでしょうし、実際に私も考えたことがあります。
その一方で、
「まだ小学生なのに、野球だけでいいのかな?」
「他の経験もさせた方がいい?」
と迷ってしまう気持ちもありますよね。
息子が小学生の頃に所属していたチームは、低学年のうちは平日練習が週2日だったので、オフの日に別の習い事をしている家庭が意外とありました。
話を聞いていると、習い事の経験が直接野球技術につながったというより、“土台になる力”が育っていたように感じたのです。
水泳を続けていた子の話
水泳を続けていた子の保護者からは、「他のスポーツにも生きる部分があるよ」と聞いたことがあります。
例えば、
・全身運動なのでバランスよく体を鍛えられる
・肺活量がついて、夏場の練習でも疲れにくい
・関節がほぐれ、柔軟性がついた気がする
といった声がありました。
もちろん、「水泳をすれば野球が上手くなる」という単純な話ではありません。
ただその家庭では、基礎体力づくりとして、高学年になっても野球のオフ日に水泳を続けていました。
何よりその子にとって、野球とは違う環境で体を動かす時間が、良い気分転換になっていたそうです。
ダンスで“体の使い方”を覚えた子も
野球を始める前からダンスをしていた子については、
・体幹がしっかりしている
・動きが柔らかい
・リズム感があり、タイミングをつかむのが上手
という話を聞くことがありました。
野球は、走る・投げる・打つなど、全身を使うスポーツです。
小学生のうちは技術だけでなく、「自分の体を思い通りに動かす経験」も大切なのかもしれません。
最近では、練習の一環としてダンスを取り入れるスポーツチームもあるそうです。
体の連動性やリズム感が、後から野球に役立つこともあるのかもしれませんね。
意外だった「ピアノ」の話
話を聞いた中で意外だったけれど、「なるほど」と思ったのがピアノでした。
「ピアノって野球と関係あるの?」と思いますが、保護者の話では、
・集中力がつく
・コツコツ努力する力が育つ
・繰り返し練習する習慣が身につく
という点が、野球にも役立ったのだそうです。
発表会に向けて楽譜を覚える過程では、何度も繰り返し練習しながら集中して取り組む必要がありますし、覚えるコツも身につくのだとか。
実際に息子から、「監督のサインを覚えるのが一番早い」という話を聞いたときは、「なるほど」と思いました。
「野球だけ?」と気にしなくていいのかもしれない
もちろん、練習量や家庭の状況、特に費用によって、野球一本になる家庭もあると思います。
我が家もそうでした。
ただ、周りを見ていて感じたのは、どんな時間も決して無駄ではなかったということです。友達と遊ぶ時間、習い事、学校生活――。
一見、野球とは関係なさそうな経験が、後からその子らしさにつながっていたようにも感じます。
我が家は料理が野球につながっていた
結局、野球一本でここまで来た我が家の息子ですが、実は何もしていなかったわけではありません。
それが「料理」です。
小学生の頃、ネット動画を見ながらお菓子作りにハマり、大学生になって一人暮らしを始めた今では、体づくりのための食事づくりに夢中になっています。
ちなみに、私は何も教えていません。本当に本人が勝手に始めたことで、質問されれば答えるくらいしかしていないです。
でも、好きで始めたことが、結果的に今の野球につながっている。
そう考えると、「野球以外のことをしていない」と心配しすぎなくてもいいのかもしれませんね。
子どもが自分で楽しみながら続けていることなら、それもきっと、大事な成長の時間なのだと思います。