怪我防止&試合でのパフォーマンス向上のために!普段の生活でやっておきたい体のケア&習慣
野球は投げる、打つ、走ると全身を使うスポーツ。練習中や試合で怪我をしてしまったり、見逃してしまった体の不調が長期の故障につながってしまったりすることも。私がスコアを書きながら、あるいはファインダー越しに子どもたちを撮りながら、一番神経を尖らせていたのが我が子の「ケガの予防とセルフケア」でした。
これから野球を始めるお子さんを持つパパ・ママへ。チームに任せきりにせず、家庭でこれだけは意識しておきたい普段の生活でやっておきたい体のケアや習慣を、私の経験も交えて紹介します。
「睡眠」は最高のリカバリー&成長の元!
野球を始めると、土日の活動で体力が驚くほど削られます。特に低学年のうちは、帰りの車で爆睡なんて光景が日常茶飯事。大切なのは「週末の疲れを平日に持ち越さないこと」。疲労回復と、お子さんの成長のために、普段の生活ではとにかく睡眠を意識してみてください。
とにかくできるだけ早く寝よう!
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、身長を伸ばすのはもちろん筋肉や骨の修復に不可欠です。何もせず夜更かしは百害あって一利なし。「野球を全力でやるために、早く寝ようね」と、野球を理由にして早めの就寝を促しましょう。
下の兄弟は上の兄弟につられないように!
上の兄弟がいる場合、ついつい下の兄弟も一緒に夜遅くまで起きてしまっていませんか?我が家も2学年差の兄弟がいますが、下の弟は先に寝るルールを徹底しました。上の兄は塾や平日の夜練で夜遅くなることもあります。「お兄ちゃんが帰ってくるまで起きてる!」というときも「寝不足だと大きくなれないよ!」と問答無用で寝室に促しました。
寝る前のスマホはほどほどに
上の兄は硬式チームに入って遠征の機会が増えたこともあり、中学生になってからスマホを持たせました。けれどもスマホやゲーム、テレビを寝る直前まで見ていると脳が興奮状態になり、寝付きや睡眠の質が悪くなるという情報を見聞きします。我が家はついつい見てしまいがちなスマホも、寝る1時間前にはハイおしまい!のルールに。「LINEだけチェックさせて〜」と言われても、「明日の朝にしなさい!」と言っています。
「お風呂」は湯船に浸かってリセットしよう!
最近はシャワー派のご家庭も多いですが、野球をやるなら湯船入浴を強くおすすめします。重いバットを振り、硬いボールを投げる腕や肩は、想像以上に緊張しています。温かいお湯にゆっくり浸かるだけで血流が良くなり、筋肉の疲れを取ってリラックスできるそうです。我が家は夏でも冬でも必ず湯船に浸かるのを徹底しています。
親子の「対話」の時間を持つ
普段の会話は、子供の体の異変に気づく絶好のチャンスです。「今日はどこか痛くなかった?」「足にアザできてない?」と、さりげなくチェックしてあげてください。特に怪我や故障が発覚すると場合によっては試合に出られなかったり、野球がしばらくできなくなってしまうことも。「スタメンを外されたくない!」という気持ちから子どもは痛みを隠しがちですが、「痛みを隠し続けて無理してると、余計にひどくなっちゃうよ!早い内に言うようにしてね!」と声をかけています。
ここで私の体験談を。下の息子が小学4年生のときにコンビニの駐車場で転倒し、そのときに左手をついたときに左薬指に激痛が走ったそうです。「このくらいなら大丈夫だよ」「突き指だと思う」と本人は言い続けていたのですが何か様子がおかしいと思い、そのまま整形外科へほぼ無理やり連れていきました。結果母の勘は当たり、指の付け根にヒビが入っていました。
全治は1ヶ月から1ヶ月半と言われギプス生活になり野球はできませんでしたが、練習には参加しひたすらランナーやコーチャーをやったり、トス上げなどのサポートを行ったりしました。早期に固定をしたことで2週間ほどでギプスは外れ、3週間ごろには素振りやグローブをはめてのスローイングをはじめ、4週間経たないうちに完治。怪我をしたのが1月半ばだったので、開幕試合には間に合いました。
もしも本人の「大丈夫」を信じていたらもっと完治は遅れていたでしょうし、その分野球ができるようになる期間も遠くなってしまいます。「もしかしたら」と思ったら、受診をおすすめします。
道具のメンテナンスも「怪我予防」のうち
意外と見落としがちなのが、グローブやスパイクの状態です。練習や試合で使用する道具をしっかりメンテナンスすることも、怪我防止に大切なこと!
スパイクの溝やインソールをチェック
すり減ったスパイクは滑りやすく、捻挫などの怪我の原因になります。靴底の減り具合を厳しくチェックしてください。また、砂や泥がつまっていたり、紐が切れそうになっていないかも要確認です。
激しい練習や試合のたびに、アップシューズやスパイクのインソールはすぐに磨り減ってしまいます。底がないインソールでプレーし続けると、指やかかとが擦れて怪我をします。インソールも定期的に減ってしまっていないかを見るようにしましょう。
グローブの手入れ
硬くなったグローブはボールを捕り損ねて突き指の原因になります。練習や試合のあとは砂や泥を落としてあげて、1週間に1度はしっかりオイルを塗って磨く時間を設けています。ちなみに我が家は他の習い事などもない完全オフの月曜日が、グローブのお手入れ日です。一緒にオイルを塗る時間は、道具を大切にする心も育ててくれますよ。
まとめ
野球を始めると、ついつい「もっと打てるように」「もっと速い球を」と技術面ばかりに目が向きがちです。けれども「怪我をせず、グラウンドに立ち続けられること」も立派な才能。怪我防止や疲労解消のために、普段からできることをはじめてみてはいかがでしょうか。