周りの上手な子と比べてしまう自分に、モヤモヤした話
少年野球を続けていると、どうしても周りの子のプレーが目に入ります。
同じ学年でも、打つのが得意な子、守備が安定している子、試合で活躍する子。
「すごいな」と思う気持ちと同時に、ふと心の中にモヤモヤが生まれることがありました。
正直に言うと、「うちの子も、ああなれたらいいのに」そんな気持ちを持ってしまったこともあります。
今回は、少年野球を通して、周りの上手な子と比べてしまう自分に気づいたときのこと、そしてそのモヤモヤとどう向き合ってきたかを、野球ママとして正直に書いてみたいと思います。
比べるつもりはなくても、目に入ってしまう
最初の頃は、「比べないようにしよう」と意識していました。
それでも、試合や練習を見ていれば、自然と目に入ってしまいます。
ヒットを打った子。
エラーなく守り切った子。
ベンチから名前を呼ばれる子。
同じ時間、同じグラウンドにいるからこそ、どうしても比較の材料がそろってしまうのだと思います。
特に学年が上がるにつれて、プレーの差が少しずつ見えてくると、「このままで大丈夫かな」と、不安が顔を出すようになりました。
モヤモヤの正体は、子どもではなく自分の気持ちだった
あるとき、ふと気づいたことがあります。
そのモヤモヤは、子ども自身の気持ちというより、「親である私の不安から生まれているのではないか」ということです。
「もっと上手くなってほしい」
「置いていかれないでほしい」
「なんで同じ学年なのに、差が出るのだろう」
そんな思いが積み重なって、周りの子の姿を通して、焦りのような感情が出てきていたのだと思います。
しかし、子ども本人は、意外と気にしていないことも多かったです。
それがまたモヤモヤしたりして、イライラや落ち込みなど複雑な気持ちだったと思います。
「活躍してほしい」その気持ちが強くなりすぎて、大人の方が勝手に比べて、勝手に子どもをダメにしていたんだと気づきました。
見る視点を「他の子」から「昨日のわが子」へ
「他の子と比べないようにしよう」と思っても完全には切り離せません。
そこは無理に切り離さなくてもいいと思いました。
ただ、少しずつ意識して変えたのは、見る視点です。
周りの子と比べるのではなく、「昨日のわが子」と比べる。
・前より声が出ていた
・最後まで諦めずに走っていた
・苦手なことに挑戦していた
そうした小さな変化に目を向けるようにしました。
試合で目立つ活躍がなくても、前回できなかったことを、今回はできるようにする。
その小さな目標を立てて一緒に振り返ることで、「ちゃんと成長しているな」と素直に思えるようになりました。
今でも他の子と比べないわけではありません。
正直、モヤっとすることもイラっとすることもあります。
それでも視点を変える意識をするだけで、ほんの少し見え方も変わってきます。
比べてしまった気持ちを、そのまま子どもにぶつけないようにしていること
比べてしまった気持ちを、そのまま子どもにぶつけないようにすることも、意識していることのひとつです。
心の中でモヤっとしても、その感情を言葉にしてしまうと、子どもは想像以上に敏感に受け取ってしまいます。
だからこそ、一度気持ちを自分の中で整理してから、声をかけるようにしています。
「できなかったことより、できたこと」
「結果より、取り組んだ姿勢」
子どもは子どもで頑張ってないわけではないということを親の私がきちんと評価してあげないといけない。
そう感じられるようになったことで、私自身も落ち着いて子どもと向き合えるようになりました。
子どもが楽しんでいるかどうかが、一番の基準
少年野球をしていると、周りと比べてしまう気持ちは自然に生まれます。
それは、決して珍しいことでも、悪いことでもないと思っています。
大切なのは、その気持ちに振り回されすぎないこと。
子どものペースや気持ちを見失わないことだと思います。
何より、野球を楽しくやれているかが一番の基準で、一番の上達につながります。
周りの上手な子ではなく、「昨日より少し成長したわが子」に目を向ける。
そうやって、モヤモヤと上手に付き合いながら、親も一緒に成長していきたいと思います。