せっかくやるなら楽しもう!アナウンス当番
「アナウンスとかのチーム当番がしんどくて、中学で子どもに野球を辞めてもらったママ友がいるんです」
場内アナウンス講座で講師をしているとき、受講生の野球ママたちから衝撃の話を耳にしました。
『そんなことがあるのか! 野球人口これから大丈夫かな!?』と思ったことを覚えています。
当番が嫌で、というとインパクトがありますが、
いろいろご家庭の事情があると思います。一概に野球を辞めた原因がそれだけとは限りませんし今回聞いたパターンはマイノリティだとは思います。
また、当番がないチームに入ることができれば一番よかったのかもしれませんが、チーム数も減ってきている中、近くに選択できるほどチームがないなどの問題もあるかと思います。
誤解がないように言っておきたいのが、当番や当番に苦手意識を持つ保護者の方が”悪”と言いたいわけではない、ということです。
子どものスポーツには人数に差はあれど指導者以外の大人の協力は必要です。
当番があるチームも、できる人でまわすというチームも、外部に委託しているチームもどれもそれぞれ正解です。
私は子どもが野球をやっているわけではないので野球ママの大変さの詳細はわかりませんが、私のように野球が大好きな人はきっと野球チームの当番はそこまで苦に感じないかもしれません。ですが、お子さんが野球をしているからといって必ずしも親も野球が好きなわけではないですし、野球好きでも当番は嫌という人もいるでしょう。
そういった方からするとアナウンスやスコアはしんどいものになるんだなと、改めて思いました。
それをきっかけに、お子さんが野球をしている親御さんに「どんなときに子どもの野球が大変だと感じるか」というアンケートを取ったところ、
人間関係 39%
送迎 34%
アナウンス当番 16%
スコア当番 11%
(回答人数:700名弱)
という結果になりました。
大変なのは人間関係と送迎。この二つは私は話を聞く以外どうすることもできませんが、残りの27%は私が持っているノウハウからコツをお伝えすることで苦手意識を少なくする、不安解消のお手伝いはできます。これがきっかけになりSNSで発信をはじめました。
思い返すと私がアナウンス初心者だったとき、心細かったりもうやりたくない...思ったのは、間違えて笑いが起こったときや、たくさん交代がきてうまく言えなかったときです。
スコアは一気に複雑なプレーが起きてパニックになったことを覚えています。
では、そんな気持ちの解決策はなんでしょう?
それは「経験と準備」です。
プロだって間違えることもあるので言い淀んでも気にしない!間違えても言い直せば大丈夫!初心者なんだから最初からうまく言えなくてもいいんです。
もちろんそんなこと言っていられない空気感はあるかもしれませんが、そう思っただけで少し気持ちが楽になりませんか?
とにかく最初のうちはトライアンドエラーの気持ちで取り組んでください。
そうやって経験していくうちに試合の流れや空気感に慣れてきます。
野球は準備のスポーツ、と言われることがあります。
場内アナウンスも準備が大切です。
慣れてきたら、自分のチームの交代の流れや代打・代走で出てくる選手など、なんとなくの予測がつくようになります。そういった準備をすることで、焦る場面も少なくなります。
そして、自分が上手だなと思う場内アナウンサーの真似をしてみてください。
プロのアナウンサーでも他のママでも構いません。いいなと思った人の真似をしてみましょう。
子どもたちもプロ野球選手の投球フォームやスイングを真似して上手になっていきます。
ママたちも真似をしてコツをつかんでいきましょう!
まだまだ細かいノウハウはありますが、まずはこれを心掛けるだけで少しアナウンスに対する印象が変わってくるはずです。
当番があるなら、そしてせっかくやるなら、楽しくやってほしい。
お子さんを声で後押しできるように野球ママに向けて場内アナウンスやスコアのコツをお届けしていきます。
構えすぎずに自分も楽しむという気持ちでチャレンジしてみてください!