野球ママ目線で感じた、バッティングセンター練習のメリットと我が家のルール
チーム練習以外で、家でも何かできることはないかな。
少年野球を始めたばかりの頃、そんなふうに悩んだことがありました。
とはいえ、野球経験のない私に、技術的なことを教える自信はありません。
そんな中で思い浮かんだのが、バッティングセンターでした。
気軽に行けそうな反面、「本当に意味があるのかな」「フォームが崩れないかな」と、不安を感じたのも事実です。
今回は、野球ママ目線で感じたバッティングセンター練習のメリットと、我が家で気をつけていることについてお話しします。
バッティングセンターはチーム練習と何が違う?
チーム練習では、アップから始まり、守備練習やバッティング練習など、1日の流れがしっかり決まっています。
その分、集中力が求められますし、「うまくやらなきゃ」という気持ちも強くなりがちです。
バッティングセンターには決められたメニューがありません。
打つ球数も、休むタイミングも、すべて自分次第。
その自由さが、子どもの気持ちに余裕をつくってくれているように感じました。
うまく当たらなくても、周りは知らない人ばかりです。
チームメイトやコーチの目を気にする必要もなく、「失敗しても大丈夫」という安心感の中でバットを振れるのは、チーム練習とは違う大きな良さだと思います。
親が“指導者”にならなくていい
バッティングセンターに行くようになって、私自身が一番ラクになったのは、「教えなくていい」と思えたことでした。
チーム練習や自宅練習だと、ついフォームが気になったり、「今の違うんじゃないかな」と言いたくなったりします。
でも、バッティングセンターでは、私はただ見ているだけ。
フォームを直すことも、結果を評価することもしていません。
子どもが打つ姿を眺めて、「今日はよく振れてるね」「楽しそうだね」と声をかけるくらいです。
親が指導者にならなくても、子どもは自分なりに感じ、考えながらバットを振っています。
バッティングセンターは、そんな子どもの姿を、少し離れたところから見守れる場所でもあると感じています。
我が家が気をつけているバッティングセンター練習のルール
①打ちっぱなしにしない
バッティングセンターに行くと、つい「もう少し打とうか」「せっかくだからもう1ゲーム」となりがちです。
ですが、我が家ではあらかじめ球数や時間を決めるようにしています。
理由は単純で、疲れた状態で続けても集中力が落ちやすく、楽しさよりもしんどさが残ってしまうからです。
そのため、「今日は〇球まで」「〇分で終わり」と最初に伝え、「今日はここまで」で終わらせるようにしています。
バッティングセンターが義務や課題にならないよう、あえて区切りをつけることを大切にしています。
②フォームや結果を細かく言わない
正直なところ、見ていると「今のスイングは…」「もう少しこうしたら…」と言いたくなることもあります。
でも、そこはぐっと我慢しています。
フォームや結果を細かく指摘してしまうと、バッティングセンターが「チェックされる場所」になってしまいそうだからです。
我が家では、良かった・悪かったを評価するよりも、「どう感じた?」「打ちやすかった?」と聞く程度にとどめています。
子ども自身が「今のはタイミングが合わなかった」「さっきの方が振りやすかった」と、自分で気づく時間を大切にすることが、結果的に一番の練習になるのではないかと感じています。
③調子が悪い日は無理に続けない
バッティングセンターに行っても、うまく当たらない日や、なんとなく気分が乗らない日もあります。
そんなときは、無理に続けず「今日はやめよう」と切り上げることも選択肢にしています。
以前は、「せっかく来たんだから」と思ったこともありますが、結局その日は最後までいい当たりはありませんでした。
それ以来、気持ちが乗らない日は深追いしないようにしています。
バッティングセンターは「練習」より「きっかけの場所」
バッティングセンターは、必ずしも技術を上達させるための場所ではないと、今は感じています。
うまく打てるかどうかよりも、気持ちを整えたり、野球と向き合う感覚を取り戻したりする時間として、ちょうどいい存在です。
チーム練習とは違い、決まりごとが少なく、親も指導者にならなくていい。
だからこそ、ママ自身が無理をせず、肩の力を抜いて関われるのだと思います。
これからも、頑張らせすぎず、期待をかけすぎず。
子どもが「野球って楽しい」と思えるきっかけとして、バッティングセンターと付き合っていけたらと思います。