少年野球で家庭不和にならないようにする為の対処法
はじめに
土日祝祭日をメインとして活動を行う少年野球ですが、保護者の間で「家庭不和になった、家族がバラバラになりかねない」などの声があります。根本的な原因と対策を考えて行きたいと思います。
少年野球を続ける事で「家庭不和」と感じてしまう原因を以下の4点と考えています。
・土日祝祭日の大半を拘束されてしまう
→家族で出掛けたいのに予定を立てられない。
・活動の日は当番でやる事が多く大変
→配車、荷下ろし、荷積み、お茶出し、弁当の手配などでやる事が多く、
保護者は(仕事と感じて)休む事が出来ない。
・他の保護者との人間関係が難しい
→保護者の年収や役職や知名度の会社の有無などをもとにして嫌悪感を生む事がある。
・費用がかさむ
→野球の道具代・遠征費等が思っている以上に家計を圧迫する。
5つの対処法
① 出来る事をやる
毎週の練習や試合に対して、保護者として完璧に全てを熟そうとする姿勢が問題であります。保護者も子どもも人間である以上、疲労がたまりますし、休息を図る事がとても大切です。家族として過ごす時間もそうですし、親子として過ごす時間も大切です。
体調等が万全でないにも関わらず、参加をして体調を崩しては元も子もありませんし、保護者の仕事に影響が出るのも問題です。完璧にやれれば良いのですが、ずっとその気持ちで行うのは難しいと思います。少し立ち止まって、適度に行う事が大切です。仮に休む場合は、当日欠席を避けて、事前に話をしておく事が必須です。
②夫婦で役割分担をする
子どもは母親と父親に頑張っている姿を見せたいと思っています。無論、子どもの頑張っている姿を見たいのは保護者の希望であるのも分かります。「保護者二人で参加する」のも良いですが、夫婦で分担する事で、体調管理をする事が出来ます。大勢の保護者がいれば、どちらか1人が参加すれば良い事もありますし、二人で参加する事がマストであってはなりません。無論、自分たちが休めば、他の保護者も「休んでいいんだ!」という認識になります。
③月に数回は家族の日にする
野球を好きな子どもには酷な事ですが、月に数回は家族で過ごす日を設けて下さい。そうする事で、野球漬けが悪い訳ではありませんが、家族としての和を乱す事がなくなると思います。猪のように猪突猛進ではなく、休む事、遠回りする事も必要であると思います。
④ チームを変えるOR退部する事も選択する
少年野球に入団する際には、保護者の負担等を予め説明する事が当たり前になってきています。保護者が土日祝祭日に仕事がある場合、他の保護者に自身の子供の面倒を見てもらうのは、いささか頼み辛い事もあります。ただ、子どもが少年野球をやりたいと思っているのであれば、保護者として叶えてあげたいと思うはずです。子どもは親の力なしで生活をする事が出来ません。保護者の負担がかさむようであれば、環境を変える事も必要ですし、変える事で少年野球を続ける事も出来ます。
⑤夫OR妻に話をして理解してもらう
私の場合ですが、私も妻も少年野球の活動に全て参加をしておりました。参加する事で、子どもの成長を間近で見る事が出来ますし、チーム内の保護者同士において、意見を言いやすくなっていました。私たちが中心になって行く中で、どやら重荷になっていくのが良く分かりました。活動をすると、家族としての時間を持てないだけでなく、個人の趣味の時間を作る事が出来ない事が多くなってきました。妻に勇気をもって、「分担しよう!」と話をした所、妻は納得してくれました。互いに我慢をし続けてやって行く事が正しい訳ではなく、逆にパートナーを傷つけて追い詰めていく事になりかねません。困っている事があれば、包み隠さずに話をして協力をし合って行けば良いと思います。
ただ、それでも限界なら退部する事を検討する
全ての保護者に当てはまる訳ではありませんので、5つの対処法を行って改善する事もあればしない事もあります。保護者の気持ちで子どものやりたい事を摘んでしまうのは、とてもやるせない気持ちであると思います。しかし保護者が精神的にも肉体的にも壊れてしまったら、少年野球どころではありません。家庭不和から家族崩壊に繋がって行く事もあります。少年野球を辞める事が悪ではありません。しっかりと子どもと話をして、他のスポーツを探す事が肝要です。
まとめ
少年野球活動が、悪い訳ではありません。活動を円滑に進める為には、どうしても保護者の協力は必要不可欠です。活動をして行く中で、「何だか厳しいな。」と少しでも思えば、
一旦小休止して、話をしなくてはいけないサインと考えて、話をして下さい。
子どもが「やりたい」と少しでも思っているようでしたら、続ける前提で、「保護者の負担を減らす・家族の時間を増やす」必要がある事を考えて下さい。仮に辞めたとしても、「悪い選択」ではありません。子どもの笑顔を保つ為に、最善を尽くすよう努力して下さい。