成長期の野球少年が気をつけたいケガ5選
野球を頑張る子どもたちにとって、成長期はケガが起こりやすい時期です。
実は我が家でも、長男は野球肩・野球肘を経験し、シーバー病や腰椎分離症も疑われて検査を受けたことがあります。
理学療法士として働いていますが、我が子となると判断に悩む事が非常に多いです。
だから今回は、我が家の経験も交えながら、成長期の野球少年に多いケガをご紹介します。
① 野球肩
球速を上げたい。そんな時期があり、投球数には気をつけていましたが、投げた瞬間に痛みを感じた日がありました。
話を聞くと筋肉では無さそう。。
矢印部分に圧痛。
という事ですぐに受診に行きました。
診断はリトルリーガーズショルダー。
投球禁止期間がありましたが、幸い受診が早く、早めに対処出来たので予定より早く復帰ができました。
子どもは我慢してしまうことも多いので、「いつもと違う痛み」は見逃さないようにしたいところです。
② 野球肘
野球肩が治り、投球を再開した所、今度は肘の痛みを訴えるようになりました。。。
ボールを投げると痛い、肘を押すと痛いという症状がありました。
リトルリーガーズショルダーで、肩の可動性が戻りきらない時にピッチャーをしてしまい、フォームが崩れたことが原因でした。
肘が痛くても原因は肘だけで無い事も多いので
投球後に毎回痛がるようなら、一度医療機関へ相談することをおすすめします。
③ オスグッド病
成長期のスポーツ少年に多いケガの一つです。
膝のお皿の下が痛くなり、走る・しゃがむ・ジャンプで痛みが強くなるのが特徴です。
「成長痛だから」と自己判断せず、痛みが続く場合は受診を考えるといいでしょう。
④ シーバー病
駅伝大会の練習中、かかとの痛みを訴えたことがありました。
「もしかしてシーバー病?」と思い、すぐにトレーナーへ相談しましたが、幸い原因はふくらはぎの筋肉の硬さでした。
この出来事をきっかけに、アキレス腱やふくらはぎ、足裏のストレッチやケアを習慣にしています。今では弟にも「少し張ってるね」と違和感のうちからケアするようになりました。
⑤ 腰椎分離症
一番ヒヤッとしたのが腰痛です。
腰を反らしても強い痛みはありませんでしたが、数日続いたので「大丈夫だろう」と決めつけたくなくてMRI検査を受けました。
結果は分離症ではなく、お尻のや腰の筋肉の硬さからくる腰痛でした。
胸を撫で下ろしました。
この経験で改めて感じたのは、「親の勘だけで判断しないこと」の大切さです。
【腰痛と分離症を見分けるポイント】
次のような症状があれば、一度整形外科を受診することをおすすめします。
腰を反ると痛い
片足立ちで反ると痛い
練習を休んでも痛みが続く
日常生活でも痛い
フォームが変わるほど痛みがある
もちろん、これだけで分離症とは言えませんが、早めに受診することで安心につながることもあります。
子どもたちは「試合に出たい」「レギュラーを外れたくない」という気持ちから、痛みを我慢してしまうことがあります。
また、スポーツに【痛み】はつきもので、簡単に休ませる事が得策でない事もたくさんあります。
だから私は、「痛みを我慢する子」ではなく、「痛みを話せる子」でいてほしいと思っています。
特にお尻やふくらはぎに硬さは無いか、日々子供の身体を触り、感じてあげるのも予防の1つです。
このブログが、お子さんの小さなサインに気づくきっかけになれば嬉しいです。