リトルリーガーズショルダーを乗り越えて
トレーニング

リトルリーガーズショルダーを乗り越えて

のまちゃん

去年の1月、息子はリトルリーガーズショルダーと診断されました。

当時、息子は小学4年生終盤。

ポジションはキャッチャーがメインで、試合終盤に抑えピッチャーとしてマウンドに上がる、という流れがほとんどでした。

いつしか先発ピッチャーとして活躍する姿に憧れ、フォームの確認や投球練習の自主練習が自然と増えていきました。

親の私もケガには注意していたつもりでした。投球数、ストレッチ、休養。気を使っていたはずでした。

息子は比較的パワーがあるタイプで、体の使い方よりも力で投げてしまうクセがありました。

球速が上がり始めていたそんな矢先の突然の肩の痛み。

日頃から何かあれば違和感のうちに対処する事を心がけたいと思っていたので

「痛み、違和感があったら必ず言うこと」

そう伝えていたのが、今思えば本当によかったと思います。

すぐに、信頼しているスポーツトレーナーの資格を持つ整骨院へ行きました。

いつもは評価後すぐに施術が行われるのですが、その時は評価の後、

「骨に異常があるかもしれないので整形外科でレントゲンを撮ったほうがいい」と言われました。

その判断に、今でも心から感謝しています。

すぐに整形外科を受診し、

リトルリーガーズショルダー(上腕骨近位骨端線障害)と診断されたのです。

まずは1か月の投球禁止。

ただ、受診が早かったこともあり、

遠心力のかからない下投げで、痛みの出ない範囲なら練習参加は可能でした。

そこから全力でプレーできない日々が始まります。

私は親として、ものすごく自分を責めました。

辛いのは本人のはずなのに、落ち込む私を見て

「俺はお母さんの子やから大丈夫やで」

と言ってくれた時には、ひっそりと泣きました。

思いきり投げられない中でも息子は、

1度も練習を休みませんでした。

投げられなくても、走り込みをする。

ノックを受けたら転がしで返球する。

「今できること」を探して、黙々と続けていました。

私よりも息子の方が早く前を見ようと頑張っていたように思います。

私に出来ることは限られていましたが、

せめて体を作るサポートだけはしようと思い

カルシウムを意識した食事、

骨に良いとされるものが配合されたサプリ。

私なりにできる範囲で、できることを続けました。

その甲斐もあってか、

医師も驚くほど早い段階で投球許可が下りました。

そこからしばらくリハビリを続け、

今は痛みなく、また野球ができています。

この経験を通して、思ったことは

ケガは、決して「失敗」ではない。

そして、早く止まることは後退することでもないな。ということです。

何が正解かはわからないれど、長く野球を続けるための、大切な選択だったなと思えるように前に進んでいます。

もしあの時、

「肩の痛みはよくあること」

「そのうち治るかもしれない」

そう判断していたら、結果は違っていたかもしれない。

痛みを言える関係性があったこと。

普段から違和感があればトレーナーさんの所に相談に行けるようにしていたこと。

迷わず止まる決断ができたこと。

投げられなかった時間は、

無駄な時間ではなかったように思います。

怪我をしにくい体づくりの大切さ。

ポジションを考慮してくれた監督。

野球との向き合い方。

それを考え、乗り越えて

またグラウンドに立てている。

怪我で落ち込み、自分を責めてしまう保護者の方もおられるかと思います。

でも、怪我は失敗ではなく、子どもと一緒に成長するための時間だったのだと今では思います。

悩んだ時間も、迷った時間も、きっと全部が子どもとの大切な記録。

後悔のないようにやり切りたいと思います!

のまちゃん