レギュラーになれない子にする事
トレーニング

レギュラーになれない子にする事

かとう

はじめに

子どもが少年野球のレギュラーになれず、苦しんでおりました。監督やコーチが悪い訳ではありません。9名しかレギュラーになれないのは十分に理解していますが、やっぱり子どもが苦しんでいるのは辛い。チームに入団したばかりであれば、試合に出られなくても、「まあまあ」と思えるでしょうがずっとこの状況が続くと、苦しいし辛い状況でした。親が出来る事は限られていますが、出来る限りの事をしてあげるのも親です。共感して頂ければ幸いです。

 

・親として何をするのか?

子どものために何かをしたい気持ちになると思います。私の子どもの小学校入学式の際に校長先生が「子どもに沢山失敗させて下さい。そうすれば、学んで進んで行きます。」という言葉に感銘を受けました。子どもの失敗を恐れて、成功に誘導するなどしてしまいがちですが、今のうちに沢山失敗して失敗すれば良いと考えます。何とかしてあげたいのは百も承知の上ですが、こちらは特に何もしません。いつも通り、会話をして風呂に入って、一緒に寝るだけです。レギュラーであれば、それは誇らしいです。しかしレギュラーになれなくても、一生懸命野球に取り組んでいる事は事実です。それを褒めてあげるだけで子どもは成長すると思います。

 

・未来を見ましょう

保護者からすれば、レギュラーになれば誇らしいし嬉しい事です。しかし誰もがなれる訳でもありません。今なる事ができなくても、「来年はなれるのではないか。」とか「もっと練習をすればよいのではないか。」と考えさせる事も必要です。例えばですが、小学生一年から野球を始めたとして、中学・高校・大学まで続ければ16年野球を出来るのです。その間で、レギュラーになる事だって可能です。これは極論と言われてしまいがちなのですが、レギュラーになれなくてもこの先に、役に立つ事が出来るかもしれないし、立たないかもしれません。

 

・親のマインドを変える

子どもに何とかしてあげたいと思うのは誰しも同じです。監督やコーチの采配が間違っているという人もいるでしょうし、「もっともっと練習しろ!」と子どもに檄を飛ばす事もあるかもしれません。私が小学生だった時は競争主義で、何事にもやるからには1位を目指していた時代です。「1番でなければダメ!」という考え方で育った訳です。つまり、「レギュラーでないと価値がないと思っていた」のは私だったのではないかと考えました。結局の所、子どもにレギュラーになる事を押し付けていたのかもしれません。妻と話をして、「レギュラーになれなくてもイイから、好きな野球を楽しんでくれれば、大丈夫だよ!」と伝えました。私が伝えた時に、私は涙がポロポロと零れ落ちていましたし、子どもも察してくれたのか分かりませんが、半ベソをかいていました。まずは親自身が変わる事で、子どもも変わります。おかげさまで、運よく何とかレギュラーになる事も出来ました。レギュラーになる為には、他の子どもよりも何かしらで、秀でる必要があります。

 

・どんな事でもコツコツやる

レギュラーになるのは成功体験の1つになりますが、ゴールではありません。心身共に気持ちを強く持つ為のアプローチだと考えています。レギュラーになれなくても、少年野球を続ける事で、心身共に成長します。少しでも良いので出来る事をコツコツやる事をオススメします。

 

例えば、出来なかった事が出来るようになったとします。

足が速くなった(走る練習を多くしたから)

捕球ミスを減らす事が出来た(ボールをすくってから投げるスピードを速くしたから)

等です。

 

どんな事でも良いので地道な努力が積み重なって自信に繋がり、成功に繋がります。

少しでも努力して出来る事を増やして行く事が良いのです。

 

・少年野球から学んだ事

少年野球の年数は、小学生だけで言えば人生の6年間だけです。(骨折をしてしまった子どもの代わりにレギュラーになっただけですが)先月からレギュラーとなりました。

レギュラーであり続ける為に、子どもは努力をし出しました。「どうしたの?」と聞くと、「試合に出たくても出られない子に負けたくないから」といって、素振りをしていました。レギュラーになれなくて辛かった時期を乗り越えて、レギュラーで頑張っている姿が微笑ましく、頼もしく思いました。子どもなりに葛藤した事もあったと思いますが、「仲間を大切にする気持ち」とか「1つの目標に向かって取り組む力」を小学生で身に付ける事が出来たのはとても嬉しく思います。

 

まとめ

少年野球に限らずですが、スポーツチームでレギュラーになる事が出来るのは、ほんの一握りです。努力をしてもなれない子どもがいますし、才能があれば大した努力をしなくてもレギュラーになる事も出来ます。レギュラーになる事は自信を持つ為の手段であると思いますがなれなくても、続ける事で、子どもは成長し自信を身に付けて行く事が出来ると思います。

かとう