「また胸肉?」が変わった日。野球をする子どものために工夫している“タンパク質ごはん”
少年野球をしている子どもを見ていると、「やっぱり体づくりって大事なんだな」と感じる場面がたくさんあります。
特に成長期の子どもたちは、毎日の練習や試合でかなり体力を使います。汗もたくさんかくし、練習後は本当にお腹を空かせて帰ってきます。
だからこそ、我が家ではできるだけ“タンパク質をしっかり摂ること”を意識しています。
とはいえ、毎日高いお肉を買えるわけではありません。
食べ盛りの子どもがいると、本当に食費がかかります。
特に我が家は人数も多いので、「栄養はしっかり摂らせたい、でもできるだけ節約もしたい」というのが正直なところです。
そんな我が家でよく使っているのが、鶏むね肉です。
スーパーでジャンボパックを買うことが多く、3枚入りで1キロを超えていても1000円以下くらい。100g80円前後のものをよく選んでいます。
鶏むね肉は、比較的タンパク質が多く、値段も手頃なので、スポーツをしている子どもがいる家庭には本当に助かる存在だと思っています。
ただ、むね肉って、どうしてもパサパサしやすいんですよね。
実際、最初の頃は子どもたちにもあまり人気ではありませんでした。
「かたい」
「モソモソする」
「今日むね肉なん?」
そんな反応をされることもありました。
せっかく体のことを考えて作っても、嫌がられて残されると、やっぱり悲しくなります。
「どうしたらもっと食べやすくなるかな」
「子どもが“美味しい”って思える方法はないかな」
そんなことを考えながら、少しずつ工夫するようになりました。
そこで今の作り方に落ち着きました。
まず、鶏むね肉全体にフォークでたくさん穴を開けます。
これをしておくと、味もしみ込みやすくなる気がしています。
そのあと、お酢やカンタン酢のようなものを少しかけて、冷蔵庫で30分から1時間くらい置いておきます。
このひと手間だけでも、かなり柔らかさが変わるように感じています。
時間がある時は少し長めに漬けておくこともあります。
その後、むね肉を切るのですが、筋を断つような感じで薄めに切っています。
さらに、片栗粉や米粉を全体にまぶします。
我が家では米粉を使うことも多いです。
片栗粉や米粉をまぶすことで、焼いた時にお肉が柔らかく仕上がる気がしています。
それをオリーブオイルをひいたフライパンで焼いていきます。
そこに玉ねぎ、人参、きのこ、夏なら茄子など、その時に家にある野菜を入れて一緒に炒めます。
野菜も一緒に摂れるので、親としては少し安心です。
少し水を入れて、コンソメを入れて、最後にケチャップを混ぜて軽く煮込みます。
そして最後に、とろけるチーズを上からパラパラっとかけて完成です。
これが、我が家ではかなり人気メニューになっています。
ご飯の上に乗せて食べるのが好きみたいで、「これ美味しい!」と言いながら食べてくれることも多いです。
むね肉を嫌がっていた子どもたちが、「また作って」と言ってくれるようになった時は、すごく嬉しかったです。
正直、特別すごい料理ではありません。
SNS映えするようなおしゃれなご飯でもないし、手の込んだ料理でもありません。
でも、「少しでもタンパク質をしっかり摂ってほしい」「体づくりにつながるものを食べてほしい」と思いながら、家でできる範囲で工夫しています。
スポーツをしている子どもって、本当にエネルギーを使います。
練習から帰ってきた後の疲れた顔を見ると、「ちゃんと食べさせてあげたいな」と思います。
だからこそ、毎日の食事って大切なんだなと感じます。
もちろん、毎日完璧な栄養管理なんてできません。
疲れて簡単なもので済ませる日もありますし、忙しくて余裕がない日もあります。
「今日はもう無理…」と思う日だってあります。
でも、「なるべくタンパク質を意識する」「少しでも体づくりにつながるものを」という気持ちで続けるだけでも違うのかなと思っています。
特に鶏むね肉は、工夫次第でかなり食べやすくなるので、「パサパサして子どもが嫌がる」という方には、一度試してみてほしいです。
高い食材ばかりを使わなくても、少しの工夫で子どもがしっかり食べてくれるようになると、親としても気持ちが楽になります。
食事は、すぐに結果が見えるものではありません。
でも、毎日の積み重ねが、子どもの体を少しずつ作っていくのだと思います。
少年野球を通して、私自身も「食べること」の大切さを改めて考えるようになりました。
これからも無理をしすぎず、家でできる範囲で、子どもの体づくりを支えていきたいと思っています。