夏休みの自由研究で野球をテーマにするなら
夏休みの自由研究で野球をテーマにするなら
夏休みになると、子どもは「いつもより長く練習ができる!」と自主練をしたり、体力をつけるためにプールに出かけたりしませんか?
とにかく野球漬けで、それはそれで悪いことではないのですが、宿題がおろそかになってしまうことも……。
中でも後回しになりがちなのが自由研究。
夏休み終盤まで手つかずになることもあり、保護者にとっても頭の痛いことではないでしょうか。
そこで、野球をテーマにした自由研究をしてみるのはどうでしょうか。
野球をしている子どもなら、普段の練習や試合から研究のヒントを見つけやすいはずです。保護者にとっても、自由研究を通して野球を知る機会になると思います。
■ボールについて調べる
野球ボールにはどんな種類があり、それぞれどのような違いがあるのかを調べるのも良いですね。
種類の違うボールやテニスボールなどを使って、跳ね方の違いを調べる実験も面白そうです。
「どうして変化球を投げられるの?」という疑問から、ボールの回転や変化球の仕組みを調べてみるのも良いでしょう。
中学・高校と野球を続けていく中で、役立つ知識になるかもしれません。
跳ね方の実験をするときは、周囲に人や物がない安全な場所を選ぶことにも気をつけてください。
■バットによって飛び方は変わる?
バットの違いも気になるテーマです。
重さや長さ、素材など、バットの種類を調べるのも良いでしょう。
数種類のバットを持っているなら、ティーバッティングで打ったときの飛距離を比べてみるのも、実験になります。
ただし、「このバットだから必ず遠くに飛ぶ」と結論を出すのではなく、打ち方やボールが当たる位置など、ほかの条件にも目を向けてみるのがポイントです。
調べてみると、野球は道具だけではなく、さまざまな条件が関係していることにも気づけそうです。
■野球場を調べてみる
実験よりも調べることが好きなら、野球場をテーマにするのもおすすめです。
「なぜ野球場にはいろいろな形があるの?」
「ホームベースから外野フェンスまでの距離はどのくらい?」
「自分がよく行く球場と、プロ野球の球場では何が違う?」
など、調べられることはいろいろとあります。
実際に球場へ行けるなら、写真や見た感想を加えると、その子らしい研究になります。
■野球の歴史を調べてみる
「野球はいつ日本に伝わったの?」という疑問から、野球の歴史を調べる方法もあります。
日本で野球がどのように広まり、今のようなスポーツになったのか。
昔と今では、道具やルール、野球をする環境にどんな違いがあるのか。
野球のどんな歴史を知りたいかを考えて調べていくと、まとめやすくなります。
ただ年表を写すだけではなく、「昔と今を比べてみる」という視点を入れると、より研究らしくなります。
■高校野球について調べてみる
野球をしている子どもにとって、高校野球で甲子園に出場することは夢のひとつではないでしょうか。
そこで、高校野球をテーマにするのも良いでしょう。
その年の甲子園出場校や高校野球の歴史を調べたり、自分が住んでいる地域の高校野球について調べたりするのも面白そうです。
「地元から甲子園に出場した学校は?」「どんな選手が活躍した?」など、興味のあるところから掘り下げてみましょう。
■研究は「比べる」とまとめやすい
自由研究を始めるときは、「調べる」だけで終わらず、「比べてみる」と考えると進めやすくなります。
たとえば、実験なら「予想→準備→実験→結果→分かったこと」という順番で記録します。写真を撮ったり、結果を表やグラフにしたりすると、変化も分かりやすくなります。
大切なのは、予想と違う結果になっても失敗ではないということ。
むしろ「なぜ予想と違ったのか?」と考えるところに、研究のおもしろさがあります。
野球が好きな子なら、「もっと遠くに飛ばすには?」「なぜこのボールはこんな動きをするの?」など、普段から疑問を持つ瞬間があるはずです。
その疑問を、そのまま研究のスタートにしてみましょう。
■親は「答え」を教えすぎない
自由研究というと、親もつい、
「こうしたら?」
「これを調べたら?」
と口を出したくなります。
私も子どものこととなると、つい先回りしてしまうことがありました。
でも、自由研究で大切なのは、きれいにまとめることだけではありません。
子ども自身が「なぜだろう?」と思ったことを、自分で調べたり、試したりすることだと思います。
親は答えを教えるより、「どうしてそう思ったの?」「次は何を比べてみたい?」と、一緒に考える役割に回ってみる。
普段は練習や試合で忙しい野球少年だからこそ、夏休みはいつもの野球を少し違った角度から見てみるチャンスです。
好きな野球だからこそ、気になることを調べてみる。
そんな自由研究なら、楽しみながら取り組めるのではないでしょうか。