応援のつもりが逆効果?試合中に避けたい保護者のNG言動
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応援のつもりが逆効果?試合中に避けたい保護者のNG言動

少年野球の試合は、子どもたちの成長がぎゅっと詰まった大切な時間です。

応援する保護者にとっても、うれしさや悔しさで胸がいっぱいになる瞬間の連続ですよね。

ですが、気持ちが入りすぎるあまり、知らないうちに試合の妨げになる言動をしてしまっていることがあります。

ここでは、野球初心者の保護者が特に気をつけたい試合中のNG言動についてお伝えします。

ちょっと厳しめのお話になりますが、よろしくお願いします。

プレーや審判の判定を貶す

「なんで今の取れないの?」「今の絶対セーフでしょ」「ストライクじゃないよね?」と言うのは、たとえ自分の子ども・自チームに対してでも控えたいことです。

子どもたちは一生懸命プレーしていますし、ミスも経験のひとつです。

また、審判は地域によっては正式に派遣されていたり、別チームの保護者がやってくれて、互いの協力で成り立っています。

強い口調の不満は試合の雰囲気を悪くしてしまいます。

「走れー!」「跳べー!」はプレーの妨げになる

「投げて!」「ホーム!ホーム!」「跳べー!」など、とっさに叫びたくなる場面はたくさんありますよね。

でも、試合中の選手は監督やコーチのサイン、仲間同士の声を頼りに判断しています。

そこへスタンドから別の指示が飛ぶと、情報が混ざり、判断が遅れてしまうことが。

特に守備や走塁は一瞬の判断が勝負を分けます。

応援は「ナイスプレー!」「ドンマイ!」など、結果や努力を認める声かけにとどめるのがおすすめです。

実はこれ、私もやってしまって注意を受けました。

本当に気をつけましょう。

親子の秘密のサインはNG

意外とやってしまいがちなのが、親子だけの秘密のサインです。

これは野球経験者のお父さんがやってしまうことがあり、役員をしていたときに私から注意したこともありました。

スタンドから合図を送る行為は、一見ほほえましく感じますが、これはルールの面で問題になることがあります。

場合によっては、公式戦の出場停止なんてペナルティがあることも。

試合中のサインはベンチから、というルールを親も守ることが大切です。

鳴り物は会場によって使えません

メガホンや太鼓などの鳴り物を使った応援は、会場によっては禁止されていることがあります。

特に学校のグラウンドのような住宅地に近い球場では、音に関する配慮が求められる場合もあります。

チームで許可されても、遠征先ではルールが違うこともあるため、事前確認をしておくと安心です。

前もって、注意事項として知らされることもあるので、役員に聞いても良いでしょう。

グラウンドにいる子どもへの声掛けは控えましょう

さらに気をつけたいのが、子どもへの直接的な声かけや指導です。

「前で守ったほうがいいよ」「今のは打たなきゃ」など良かれと思ってかけた言葉でも、指導は監督やコーチの役割です。

保護者がそれぞれ違うことを言ってしまうと、子どもは「誰の言うことを聞けばいいの?」と混乱してしまいます。

自分の子どもであっても、プレーの指摘やアドバイスは控えるのが基本です。

ヤジを飛ばすのはマナー違反と判断される場合も

プロ野球の応援ではよくありますが、ヤジを飛ばす行為は子どもの試合ではマナー違反となることも。

小声のつもりでも意外と相手ベンチや保護者に届きますし、たまたま近くを通りかかった相手チームの選手が聞いてしまうこともあります。

大人の言動は、子どもたちのスポーツマンシップのお手本になりますから、相手チームにもリスペクトを持つ姿勢を大切にしたいですね。

周りへの迷惑になっていませんか?

保護者同士の場所取りトラブルや大声での私語も、気をつけたいポイントです。

椅子や荷物を広げすぎて通路をふさいでしまったり、大声で世間話を続けたりすると、他の観戦者の迷惑になることがあります。

周囲への気配りも応援マナーのひとつです。

ネットリテラシーを意識しましょう

最近増えているのが、写真や動画を無断でSNS投稿することです。

我が子の活躍を記録したい気持ちは自然ですが、他の子どもの顔や背番号が写っている場合、無断での投稿はトラブルにつながることがあります。

チームでルールが決められていることも多いので、事前に確認しておくと安心です。

応援は「子どもが安心できる言動」で

どのNG言動にも共通しているのは、「子どもたちが主役」という視点です。

試合は子どもたちが考え、挑戦し、失敗しながら成長する大切な時間。

保護者はその時間を安心して過ごせるよう、後ろから支える存在でありたいですね。

熱くなる気持ちは、子どもを思っているからこそ生まれるもの。

だからこそそのエネルギーは、プレーを邪魔しない形で、「信じてるよ」「がんばれ!」という前向きな声に変えて届けていきたいですね。

それが、子どもにとって一番の力になる応援の形だと思います。