試合で見える「いつもと違う一面」
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試合で見える「いつもと違う一面」

試合の場は、子どもにとって特別な環境です。

緊張感のある中でプレーする姿は、普段とは違った一面を見せてくれます。

例えば、家ではのんびりしている子が、試合では大きな声を出していたり。

逆に、普段は元気な子が、試合になると少し消極的になってしまったりすることもあります。

そうした姿を見て、「どうしてだろう?」と感じることもあるかもしれません。

でも、それもその子の一面です。

環境が変わることで見えてくる姿は、子どもの中にある大切な要素のひとつなのだと思います。

普段の様子だけでは気づけなかった一面に出会えるのも、試合ならではの経験かもしれません。

ミスをしたときに見える「その子らしさ」

試合の中で、ミスはつきものです。

そのときの反応には、その子の性格がよく表れるように感じます。

すぐに気持ちを切り替えられる子もいれば、悔しさを引きずってしまう子もいます。

息子は試合中でも態度で気持ちを出すタイプで、内野を守っていたのに、ミスした外野の子のところにまたボールが飛んでいくと、そこまで走っていったこともありました。

割とおっとりした性格の子だと思っていたので、そんな激しい感情をあらわにしたことに、驚かされたのを覚えています。

表に出すタイプもいれば、静かに抱え込むタイプもいます。

どの反応も間違いではありません。

その子なりに、精一杯向き合っている姿です。

親としては、「もっと前向きに切り替えてほしい」「もう少し冷静になってほしい」と思うこともあるかもしれません。

ですが、まずはその気持ちをそのまま受け止めることが、大切なのではないかと感じています。

「向いている・向いていない」だけでは見えないもの

野球を続けていると、「この子は向いているのかな」「あまり向いていないのかな」と考えることもあるかもしれません。

ですが、向き不向きだけで判断してしまうと、見えなくなってしまうものもあります。

例えば、

・コツコツと努力を続ける力

・仲間を思いやる気持ち

・最後まであきらめない姿勢

こうした部分は、数字や結果には表れにくいものですが、とても大切な成長です。

野球を通して身につくのは、技術だけではありません。

目に見えにくい力も、少しずつ、確実に育っているのだと思います。

結果だけでは測れない成長があることに気づくと、子どもの見方も少し変わってくるかもしれません。

親が「見方」を変えると、見えるものも変わる

つい、「もっとこうなってほしい」と思ってしまうのが親心です。

ですが、その気持ちが強くなりすぎると、今の姿を見落としてしまうこともあります。

私自身も、「できていないこと」にばかり目がいってしまう時期がありました。

周りの子と比べてしまい、焦りのような気持ちを感じたこともあります。

ですが、少し視点を変えてみると、できるようになったことや頑張っていることにも気づけるようになりました。

親がどこを見るかで、子どもの見え方は大きく変わります。

そしてその見方は、子ども自身の自信にもつながっていくのではないかと感じています

「その子らしさ」を大切にできる関わり方を

野球は、いろいろな子どもたちが集まる場所です。

それぞれに得意なことや苦手なことがあり、関わり方も違います。

だからこそ、「こうあるべき」と決めつけるのではなく、その子らしさを大切にすることが大事なのではないでしょうか。

うまくいかない日も、思うようにできない日もあります。

それでも、その中で何かを感じ、少しずつ前に進んでいくこと自体が成長です。

周りと同じであることよりも、その子なりに積み重ねていることに目を向けていけると、関わり方も少し楽になるように感じています。

子どもの変化に気づけることが、親の楽しみになる

野球を通して見えてくる子どもの姿は、日々少しずつ変化しています。

その小さな変化に気づけることは、親にとっての大きな喜びのひとつです。

最初はわからないことばかりでも、続けていく中で見えるものが増えていきます。

「こんな一面もあったんだ」「少し変わってきたかもしれない」そんなふうに感じられる瞬間が、きっと増えていくはずです。

野球を通して育っていくのは、子どもだけではなく、親自身の見方や関わり方なのかもしれません。