ママブログ
チームが勝つだけじゃ勝ち投手ではないの?初の勝ち投手になった日の話
成田唯
チームが勝つだけじゃ勝ち投手ではないの?初の勝ち投手になった日の話
皆様こんにちは。少年野球を“まだ半分くらいしか理解していない母”です。
これは息子がようやく「勝ち投手」になった日の話です。
息子は球は速くないのですが、比較的コントロールが良く、試合でもよく先発を任されていました。チームも連勝中で、私はすっかりエース気分。ところが監督が試合後にこう言いました。
「おめでとう!ようやく“勝ち投手”になれたな!」
…ようやく?
今までだって何度も勝ってきたのに? どういうこと?
チームが勝っても“勝ち投手”じゃない日がある
その日の夜、夫に聞いてみました。
「うちの子、何度も勝ってるよね?なんで“ようやく”なの?」
すると夫が少し得意げに「“勝ち投手の権利”ってやつがあるんだよ」と。
要するに、先発ピッチャーが一定のイニングを投げて、リードを保ったまま降板すると“勝ち投手”になる権利を得られるというルールらしいのです。
つまり、リードされたまま途中で交代したり、味方の得点より先にマウンドを降りていたら、勝っても“勝ち投手”ではないらしいのです。
「え〜〜細かい!」と思いましたが、これも野球の奥深さ。
ただチームが勝つだけじゃ、記録に結びつかないんですね。
ピッチャーの世界は本当に“数字”だらけ
それにしても、ピッチャーの世界って記録が多い!
防御率、奪三振、被安打、与四球……もう漢字のテストみたい(笑)。
でも監督が重要視していたのは記録よりももっと意外でシンプルなものでした。
「少年野球で一番大事なのはストライク率だよ」
ストライクをどれだけ入れられるか。それが投手として一番の信頼なんだそうです。
“スピードよりコントロール”まるで哲学みたい。
どれだけ球速が速いかも大切だけど、どれだけ正確に投げ続けられるかはもっと大切なんですよね。
クローザーという“最後の守護神”
さらに監督からもう一つ新しい言葉を教わりました。「クローザー」なんだか映画のタイトルみたいですよね。
調べてみると、“試合の最後を締めるピッチャー”のこと。
チームがリードしている最終回、その1点を守り切るために登場する“最後の砦”。
あぁ、なんてカッコいい響き。まるで映画のラストシーンに現れるヒーローみたい。
息子がいつかそんな大役を任される日が来たら、きっと母は泣いてしまう気がします(笑)。
まとめ
ピッチャーって、知れば知るほど奥が深いですよね。最初は「勝てば勝ち投手でしょ?」なんて単純に思っていたのに、いざ聞いてみたら“条件”があり、“権利”もあり、もう小テストレベルの複雑さ。
でもその中で、子どもたちが一球一球に全力を注いでいるのを見ると、このルールのひとつひとつにもちゃんと意味があるんだなと感じます。
最近では、「防御率」だの「奪三振」だの、記録にこだわるようになってきた息子。
でも監督が言っていた「少年野球で一番大事なのはストライク率」という言葉が、一番しっくりきました。
どれだけスピードがあっても、ストライクが入らなきゃ意味がない。
そしてもう一つ新しく知った“クローザー”という存在。
最後に出てきて試合を締めるピッチャーなんて、まさにヒーローじゃないですか。
映画のラストシーンに出てくる人みたい。
息子も「俺もクローザーやってみたい」と言っていて、
いやいや、まずは宿題を“クローズ”してからにしてね、なんてツッコミを入れました。
野球って、ルールを知れば知るほど面白い。“勝ち投手の権利”も“ストライク率”も“クローザー”も、最初はなんのことやら?と思っていたけれど、知れば知るほど「子どもたち、すごいことしてるな」と感じます。
きっとまだまだ知らないことが山ほどあるけれど、母としてはとりあえず今日も「ナイスボール!」と叫びながら、スコアブックより息子の笑顔をちゃんと見ていようと思います。