移動時間が栄養タイムに!野球キッズのためのかんたん補食アイデア
以前の記事では、「まずはしっかり食事が食べられることが大切」というお話をしました。
今回はその続きとして、ほんの少しだけ栄養を意識しながらも、すぐにできるかんたん補食について紹介します。
ポイントは、移動時間をうまく使うこと。
行きはエネルギー切れを防ぎ、動きやすい状態をつくり、帰りは疲れた体の回復を少し早めてあげることが目的になります。
難しいことを考えなくても、ちょっと口に入れておくだけで体はずいぶん楽になります。
また、移動時間の補食は「食べすぎない」のもポイント。
「朝ごはんが少なかったから不安」「今日は試合が長引きそう」
そんな日の“保険”くらいの気持ちで用意してみましょう。
試合前・練習前に車の中で食べておきたいもの
このタイミングでは、活動のエネルギーになり重すぎないものがおすすめです。
まず定番なのがバナナ。
手軽に食べられてエネルギー源になり、食欲があまりない日でも入りやすい食材です。
朝が早い日や、朝ごはんが少なめになってしまったときに、一本まるごとでなく半分にしても十分です。
次におすすめなのがスムージー。
コンビニで売っているものでOKです。
先に紹介したバナナ入りのものがあれば、スムージーに置き換えても良いですね。
固形物が入らない子でも、飲み物なら受け付けやすいことがあります。
栄養的にも良いですが、糖質の補給にもなるので、何も食べないよりずっと良い選択です。
飲むタイプでもう一つおすすめなのが、飲むヨーグルトや牛乳。
エネルギーだけでなく、たんぱく質も少し補給できます。
食が細い子にとって、“飲める栄養”は強い味方になりますよ。
小さめのおにぎりもおすすめです。
子どもが負担なく食べられるサイズで、食べ慣れた具でOKですが、鮭やツナなどを使うと、少量でもたんぱく質が補給できます。
ラップに包んでキャンディ状にしておけば、車の中でも食べやすくなります。
私も「手まりおにぎり」と言って、息子に食べさせていました。
具はチーズとかつお節に、少しだけしょうゆで味付けしたものが好評でした。
そして意外と使えるのが、チーズ入りちくわ。
魚のすり身からできたちくわは、たんぱく質を含みチーズが加わることで栄養も少しプラスされます。
しかもそのまま食べられる手軽さ。
おやつ感覚で食べられるので、「あまりお腹すいてない」と言う子にも出しやすい補食です。
家でちくわにきゅうりとチーズを入れたものを用意しても、それほど手間はかからないのもうれしいですね。
試合後・練習後に車の中で食べたいもの
このタイミングでは、疲れた体の回復を助けることを少し意識します。
ベビーチーズは、手が汚れずすぐ食べられる優秀食材。
たんぱく質とカルシウムがとれます。「とりあえずこれ食べておこうか」ができる安心感があります。
ちくわもここで再登場です。
練習後にちくわがおすすめな理由は、プロテインに近い役割が期待できるという情報があるからなんです。
筋肉の疲労回復というと、プロテインドリンクを思い浮かべがちですが、子どもにとっては飲み慣れない味より、いつもの食品のほうが食べやすいと思います。
ゆで卵もおすすめ。
前日にゆでておくだけで、しっかりした補食になります。
腹持ちもよく、夕食までの空腹対策にもなります。
塩を少しだけ振ってあげたり、醤油漬けにしておくと食べやすくなります。
甘いものが欲しくなる子には、ふかしたさつまいももおすすめです。
自然な甘さでエネルギー補給ができ、小さめに切っておくと、より食べやすくなりますね。
コンビニで買えるスイートポテトや干しいもで代用しても良いでしょう。
補食を用意するときのちょっとしたコツ
車に積んでおく場合は、保冷バッグや小さなクーラーバッグを使うと安心です。
特に夏場は、チーズや乳製品、ゆで卵などは傷みやすいため、保冷剤と一緒に入れておきましょう。
また、試合後は疲れて眠ってしまう子も多いので、すぐ食べられる状態にしておくこともポイントです。
「今日は食べるかな」と心配になる日もありますが、用意しておくだけで安心感が違います。
コンビニに立ち寄って用意するのもOK!と気楽に続けることが長続きのコツです。
大事なのは「完璧」より「ちょっと用意する」
ここで紹介したものは、コンビニで買えるもの、冷蔵庫にいつもあるようなものばかりです。
がんばる子どもたちのために、保護者はちょっとした準備で支える考えで十分です。
毎日用意しなければと思わなくても良いですし、量もたくさんはいりません。
コンビニ食品も上手に使って、無理のない栄養サポートを始めてみてくださいね。