子どもだけ他の保護者の車で大丈夫?野球初心者が知っておきたい「車出し」のこと
息子が野球を始めて、私がまず驚いたのは思った以上に遠征が多いことでした。
私の住んでいる北海道は移動距離が長く、大会によっては朝早くから車で向かうことも珍しくありませんし、会場ごとに車の台数制限もありました。
そのため、保護者の車で子どもたちを送迎する車出しが必要になることがあったのです。
初めて「車を出せる方はお願いします」という連絡を見たときは、「うちの子は誰の車に乗るの?」「知らない保護者の車でも大丈夫かな」と、不安になったのを今でも覚えています。
野球経験のある家庭には当たり前でも、初心者の保護者にとっては分からないことばかりですよね。
今回は、私が実際に経験した「遠征時の同乗」についてお話ししたいと思います。
他の保護者の車に乗せても大丈夫?
最初に感じた不安は、「知らない保護者の車に子どもを乗せても大丈夫なのだろうか」ということでした。
事故のことや運転のことなど、心配し始めるときりがありません。
でも実際には、子どもたちの送迎のために、保護者の協力は不可欠です。
もちろん、送迎方法はチームごとに異なりますし、どんな方法でも保護者の理解と協力で成り立っています。
不安なことがあれば、保護者会の代表や学年代表保護者へ確認しておけば安心です。
「こんなこと聞いてもいいのかな」と思うようなことでも、遠慮する必要はありません。
初めてなら分からなくて当たり前ですからね。
車を出さなければいけないの?
これも気になるところです。
実際には、当番で担当するチームもあれば、出せる人が協力するチーム、現地集合を基本とするチームなどさまざまです。
でも、運転に自信がない、軽自動車で家族だけでもいっぱいになる、といった事情があるなら、最初に相談しておくと気持ちが楽になります。
息子が所属していたチームでは、子どもを乗せられない家庭がチームの道具を運ぶなど、それぞれができる形で協力していました。
無理をして続かなくなるよりも、自分にできる範囲で協力することが長く続けるコツだと感じています。
遠征で気を付けたいこと
子どもを乗せてもらうときは、少しの気配りがあるだけで、お互い気持ちよく過ごせます。例えば、
・集合時間には余裕を持って到着する
・シートベルトを必ず着けるよう子どもに伝える
・靴の泥を落としてから乗る
・飲み物はこぼれにくいものを持たせる
・車酔いしやすい場合は事前に伝えておく
・「乗せてくださる保護者の方の話をきちんと聞くんだよ」と子どもへ伝えておく
こうしたことは、車を出してくださる保護者への思いやりにもなります。
また、小学校低学年では体格によってジュニアシートが必要な場合もあります。
法律上は6歳未満まで使用義務がありますが、安全面では体格に合った使用が勧められています。
必要なお子さんは、事前に送迎してくださる保護者へ相談しておくと安心ですね。
「お礼」はどうする?
これもチームによって考え方はさまざまです。
息子が所属していたチームでは、10kmごとに一定額を支払うルールがあり、移動距離に応じてガソリン代をお渡ししていました。
上限は1,000円でしたが、遠征が続く時期は家計への負担を感じることもありました。
それでも、車を出してくださる保護者にも燃料代や車の維持費など、さまざまな負担があります。
我が家では、そのルールに納得して協力していました。
また、毎回ではありませんが、「移動中にどうぞ」と飲み物をお渡しすることもありました。
とはいえ、一番大切なのは「今日はありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えることだと思います。
お互い様の気持ちで
遠征の車出しは、時間的にも金銭的にも負担を感じることがあります。
だからこそ、「今回はお願いするけれど、次は自分ができることで協力しよう」という気持ちが自然と生まれてきました。
続けていくうちに、「今日は助かったよ」「次はうちが出すね」と声を掛け合えるようになり、保護者同士の距離も少しずつ縮まっていったように思います。
車出しも、最初は誰でも初心者です。
一度経験すると流れが分かり、必要以上に不安になることも少なくなります。
分からないことは一人で抱え込まず、周りの保護者やチームに相談しながら進めていけば大丈夫です。
肩の力を抜いて、お子さんの頑張る姿を応援してあげてくださいね。